【The Daffodils】作者 ワーズワース
一人さまよい歩いていると
思いもかけず
ひと群れの黄金に輝く水仙に出会った
湖のかたわら
木々の根元に風に揺られて踊る花々
銀河に輝く星々のように
びっしりと並び咲いた花々は
入り江の淵に沿って咲き広がり
果てしもなく連なっていた
一万もの花々がいっせいに首をもたげ
陽気に踊り騒いでいた
湖の波も劣らじと踊るが
花々はいっそう喜びに満ちている
こんな楽しい光景をみたら誰でもうれしくならずにいられない
この飽きることのない眺めは
どんな富にもかえがたく映る
時折安楽椅子に腰を下ろし
物思いに耽っていると
脳裏にあのときの光景がよみがえる
孤独の中の至福の眺め
すると私の心は喜びに包まれ
花々とともに踊りだすのだ
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自然をこよなく愛した 英国の詩人のワーズワースの 【ラッパ水仙】の詩のような 景色が広がっていました。
誰でも さみしい気持ちを抱えるときがありますが そんな時 無垢で懸命に咲いている花々を見ると なぜかしら心が癒され 和やかで 温かな気分になることを経験した方は多いでしょう。
時を忘れて ずっと眺めていると 活き活きとした愛らしい花々に生きる力を与えてもらっているかのように感じます。



